・目次・

手水鉢と庭
手水鉢と神社仏閣
手水鉢と茶道
手水鉢の種類
手水鉢の色々
石のリンク

手水鉢


手水鉢と庭、石材

手水鉢は本来は、神社や仏閣などの途中に置かれ、神仏に参拝する前に手や口をすすいで清めるための石、鉢でした。
手水鉢は石灯篭と同じく、神仏に捧げるためのものから転じて、庭園に使われるようになった石材。
手水鉢は現在でも、神社・仏閣には必ずありますよね。
そんな手水鉢が庭石に取り入れられたのは、茶道がきっかけです。
手水鉢は庭の露地に置かれて、茶室に入る前に手を洗って清める用途で使われました。
手水鉢の多くは天然石で作られており、石材の野趣が茶道のわび・さびの精神にもマッチしたのでしょう。
手水鉢は今日では、もっと気軽な庭石、ガーデニングのアクセントとして使われています。

手水鉢は文字通り、水をたたえた石の鉢。
庭石や水を取り入れたガーデニングに、手水鉢はいかがでしょうか?
手水鉢をガーデニングに上手に使うポイントや、手水鉢の種類などについて、少しばかりご紹介をしていきたいと思います。

手水鉢の魅力は、素朴な天然の石材の風合いと、やはり天然の素材である水のマッチングでしょうか。
水をたたえた手水鉢は、それだけで趣きがあります。
一般のご家庭でのガーデニングでは、手水鉢は本来の「手を洗う」用途にはあまり使わないと思いますが、庭石、オブジェとして根強い人気があります。
手水鉢には様々な形状があり、庭の雰囲気に合わせて選ぶこともできます。
手水鉢の種類については、左メニューの「手水鉢の種類」「手水鉢の色々」のページでもう少し詳しくご案内いたしますので、ご参照下さいね。
石材やガーデニング関連のサイトでも、手水鉢などの石材について解説してあったり、配置方法の例が載っていたりするので、見てみるのをお勧めします。

手水鉢の配置のポイントは、庭の通路の脇にさりげなく置くこと。
手水鉢は庭石、オブジェですけれど、やはり水をたたえた姿を見せたいもの。
手水鉢は遠目に配置して景観を楽しむよりは、足もとに水面を映えさせて庭のアクセントにするとよいと思います。
手水鉢手水鉢だけをぽんと置くよりは、植込みのかげや庭木の根元など、ちょっぴり隠し要素のようにすると、より庭に合うのではないでしょうか。
手水鉢に植込みの葉がかかっていたり、木漏れ日が手水鉢や水をちらちらと照らしていたりする様子は、日本人ならどこかほっとする光景ですよね。
手水鉢の近くに石灯篭も配置すると、夜、石灯篭の明かりが手水鉢の水面を綺麗に演出してくれます。

手水鉢の本格的な茶道、日本庭園での配置方法は、「鉢囲い」と呼ばれる手法です。
手水鉢や類似した石材、庭石をいくつか組み合わせ、中央に海と呼ばれる手水鉢からこぼれる水を受ける空間を組みます。
手水鉢の周辺に配される樹木は「鉢囲木」「鉢請木」という言い方をします。
手水鉢の配置・組み方には「つくばい(蹲)」「縁先」の2種類があります。
いずれも手水鉢を含む庭石の一群なのですが、手水鉢の他に組み合わされる石の名前が違ったり、組み方が違ったりします。
また手水鉢の配置方法は、千家・裏千家と茶道の流派によっても少しずつ異なってきます。

手水鉢を一般の方がガーデニングする際は、細かい決まり事にとらわれる必要はありません。
ただ、伝統的な茶道の手水鉢の配置方法を、ちょっぴり真似てみると、本格的な庭園風になるかもしれませんね。
茶道の手水鉢は長年かけて洗練されてきた庭石の配置方法。
手水鉢を置くとき、参考にしてみるのは悪くないと思います。
手水鉢の配置については、手水鉢や石灯篭などの庭石、石材を販売しているサイトなどにも解説されている場所もあります。
石材というとお墓、墓石のイメージがありますが、最近ではガーデニングやエクステリアの石材サイトも増えています。
墓石と銘打っていても手水鉢や石灯篭などを扱っているサイトはけっこうありますから、とりあえずのぞいてみては。
手水鉢の写真つきのサイトがほとんどですので、いろいろと見てみると面白いですよ。